概要
Exitノードは、ネットワーク内の特定のデバイスを経由してインターネットにアクセスする機能です。Exitノードとして設定したデバイスが、他のデバイスのインターネット通信を代理で送信します。
Exitノードの仕組み
通常、ロリポップ!ゼロトラストリンクに接続したデバイスは、他のデバイスと直接(またはリレーサーバー経由で)通信します。Exitノードを使用すると、すべてのインターネット通信が指定したExitノードのデバイスを経由するようになります。
具体的には、以下の流れで通信が行われます。
- デバイスA(利用する側)がインターネットにアクセスしようとする
- 通信は暗号化されたトンネルを通じてデバイスB(Exitノード)に送られる
- デバイスBがデバイスAに代わってインターネットにアクセスする
- レスポンスがデバイスBからデバイスAに返される
このため、アクセス先のサービスから見ると、通信元のIPアドレスはExitノードのデバイスのものになります。
ユースケース
Exitノードは、以下のような場面で活用できます。
公衆Wi-Fi利用時のセキュリティ強化
カフェや空港などの公衆Wi-Fiを利用する際に、自宅やオフィスのデバイスをExitノードとして指定することで、すべての通信が暗号化されたトンネルを経由します。第三者による通信の傍受を防ぐことができます。
自宅やオフィスのIPアドレスからのアクセス
外出先からでも、自宅やオフィスに設置したデバイスをExitノードとして使用することで、そのデバイスのIPアドレスからインターネットにアクセスできます。
IP制限のあるサービスへのアクセス
特定のIPアドレスからのみアクセスを許可しているSaaSサービスや社内システムに、Exitノードを経由してアクセスできます。オフィスのデバイスをExitノードとして設定し、そのIPアドレスからアクセスする形になります。
対応プラットフォーム
- macOS 15 Sequoia以降
- Windows 11
- iOS 17.6以降
- Android 15以降
- Linux(近日リリース予定)
LAN へのアクセス許可
Exitノードを使用すると、通常はすべての通信がExitノード経由になるため、ローカルネットワーク(LAN)上のリソース(プリンタやNASなど)にアクセスできなくなります。「LAN へのアクセスを許可」オプションをオンにすると、ローカルネットワークへの通信はExitノードを経由せず直接行われるようになります。
ご注意
- 「LAN へのアクセスを許可」オプションは、macOS / iOS / Androidのアプリで利用できます。
- Androidでは「LAN へのアクセスを許可」はAndroid 13以上でのみ利用できます。
ご利用上の注意
ご注意
- Exitノード経由の通信は、Exitノードのデバイスのネットワーク回線を使用します。回線速度が遅い場合、通信速度に影響が出る可能性があります。
- Exitノードのデバイスがオフラインの場合、そのExitノードを経由したインターネット通信は遮断されます。この状態になると、アプリに警告バナーが表示されます。
- Exitノードとして使用するデバイスは、安定したネットワーク環境に常時接続されていることを推奨します。
- Exitノードを利用するには、あらかじめデバイスをExitノードとして設定し、管理コンソール(ztna.lolipop.jp)でオーナーまたは管理者が承認する必要があります。設定方法については「Exitノードの設定方法」をご参照ください。